まつげ育毛剤「ルミガン」について

ルミガンとは?

ルミガンとは、まつげ育毛剤として用いられている医薬品です。

ルミガンは本来、緑内障の治療に用いられる点眼薬です。しかし、緑内障の治療でルミガンを使っている患者に、まつ毛が長くなったり太くなったりする、という副効用が見られました。この副効用を利用し、ルミガンをまつげ育毛剤として使う人が増えたのです。

ルミガンは、日本ではまつげ育毛剤としては認可されていません。とはいえ、まつげ育毛剤として処方されているグラッシュビスタには、ルミガンと同じ成分が含まれています。また、ルミガンは緑内障の治療薬として日本でも使われているので、医薬品としての安全性は高いと言えるでしょう。

ルミガンの有効成分「ビマトプロスト」

ルミガンでまつげが伸びる秘密は、有効成分のビマトプロストに隠されています。

ビマトプロストが毛根に吸収されると、メラニンの生成が活発になり、本来よりもまつ毛の色味が黒くなります。メラニンはシミの元凶として知られていますが、髪やまつげなどにとっては大切な成分です。メラニン色素で毛の色が濃くなることに加え、紫外線から毛を守ってくれます。このため、まつげの毛根でメラニンが増えると、強いまつげが生まれるのです。

また、ビマトプロストは、毛の成長期を長くすると考えられています。あらゆる体毛には生え変わりのサイクルがあり、放っておいてもいずれは抜けていきます。成長期が短ければ短いほど、まつげは成長しないまますぐに抜けてしまうのです。ビマトプロストは、生え変わりのサイクルのなかで、成長している時期をできるだけ延ばし、長いまつげに育ててくれます。

ルミガンでのまつげ育毛がおすすめな理由

まつげを長く見せる方法は、世の中にたくさんありますよね。そのなかで、なぜルミガンがおすすめなの?と思うかもしれません。ルミガンでまつげ育毛すれば、自まつげがしっかりと育ち、自然に美しい目元が演出できるのです。

つけまつげやマツエクは負担が大きい

まつげを長く見せたい女性がまず使う手段が、つけまつげやエクステなどでしょう。しかし、これらの方法は、まぶたや自まつげに負担をかけてしまいます。

つけまつげを外すときはまぶたの皮がかなり引っ張られるので、肌に悪いうえ、顔のシワにもつながります。まつげエクステの場合は、付けている毛の重さで自まつげまで抜けてしまい、どんどん貧毛になっていきます。最終的には、自まつげが減りすぎてエクステをつけられない状態にもなり得ます。

まつげ美容液では伸びない

マツエクがつけられないから自まつげを育てなくては!となったとき、次に考えるのがまつげ美容液ではないでしょうか。しかし、市販のまつげ美容液は効果があまり感じられない、変化が起きないなどの声も多いのが現状です。

そもそも、市販のまつげ美容液には、まつげを長くしたり増やしたりといった育毛の効果はありません。まつげ美容液は、髪の毛で言うところのトリートメントと同じで、あくまでも「まつげを美しく保つ」という役割です。そのため、劇的にまつげを濃くしたいと思っても、期待しているような効果は得られないのです。

まつげ育毛剤なら理想の自まつげが叶う

市販のまつげ美容液と比べ、まつげ育毛剤のルミガンには高い効果が期待できます。有効成分であるビマトプロストの育毛効果が証明されているので、より確実に太く長いまつげが手に入ります。また、つけまつげやマツエクのように濃くなりすぎず、人工毛がとれて短くなることもありません。本来のまつげが豊かになる安心感があり、すっぴんにも自信が持てるようになります。

ルミガンの効果的な塗り方

ルミガンは、1日1回、毎日継続して使いましょう。

ルミガンを塗るタイミングは入浴後、メイクオフや洗顔が終わった就寝前にしましょう。毎日欠かさず塗ると、2週間から1カ月ほどで効果があらわれます。1日に2回以上塗っても効果は変わらないので、塗りすぎないようにしましょう。

また、2カ月から4カ月経ってまつげが伸び切ったら、使用する頻度を2日に1度、もしくは3日に1度に減らしても維持できます。色素沈着などの副作用もあるので、この段階まで到達したら、塗る頻度を減らしてみましょう。

ただし、ルミガンの使用をやめると効果が消えます。伸びていてたまつげは次第に抜けて生え変わるため、次に生えてくるまつげは元通りです。そのため、ルミガンでまつげが伸びても、長い間使い続ける必要があります。

同じ成分のケアプロストが安い

ルミガンには、ケアプロストというジェネリック薬があります。ケアプロストは価格も安く、基本的にはルミガンと効果も変わらないのでおすすめです。

ケアプロストには、ルミガンと同じ有効成分であるビマトプロストが含まれています。ケアプロストは日本にはない医薬品で、サンファーマというインドの製薬会社で作られています。海外で作られている薬と聞くと、なんだか不安になる人も多いかと思います。しかし、サンファーマは日本にも子会社があり、世界的に展開しているジェネリック薬の製造会社です。このことから、ケアプロストの品質を心配する必要はあまりないと言えるでしょう。

ルミガンの副作用は?

ルミガンでよくみられる副作用は以下です。

  • まぶたの色素沈着
  • 目のかゆみ
  • 充血
  • 目のくぼみ
  • まぶたが垂れる
  • 虹彩の色素沈着

有効成分のビマトプロストにメラニンを生成する作用があるため、皮膚や目のなかにも色素沈着が起こります。また、刺激によってかゆみや充血が起こる場合もあります。とはいえ、失明するといった重大な副作用はありません。

まつげ育毛でルミガンを使うときは、目のなかに液が入らないようにしましょう。まぶたの色素沈着は、ワセリンを塗ることで対策できます。副作用がひどい場合は、ルミガンの使用を中止しましょう。

ルミガンをおすすめできない人

ルミガンを塗るとほぼ確実にまつげが伸びますが、誰でも効果を実感できるというわけではありません。ルミガンによるまつげ育毛に向いていないのはどんな人なのか、以下で説明します

肌が敏感・アレルギーがある人

ルミガンは刺激が強いため、もともと肌が弱い人にはおすすめできません。

ルミガンを塗ると、多くの人がまぶたにかゆみを感じます。軽いかゆみなら問題なく、使っていくうちに慣れるでしょう。しかし、もともと敏感肌の人は、まぶたをかきむしってしまい、肌が荒れる可能性があります。また、ルミガンの成分にアレルギー反応を起こす場合もあります。もともとアレルギー体質の人は、特に注意が必要です。

目の治療を受けている人

なにかしらの目の病気にかかっており、治療中の人はルミガンを使用しないでください。

目の病気にかかっている人は、眼科で目薬や眼軟膏を処方されていると思います。それらの薬とルミガンが併用できるかどうか、まずは医師に確認が必要です。また、病院で治療を受けていない人でも、ものもらい・かゆみなどの症状がある場合、使用を控えてください。ルミガンを塗って症状が悪化する可能性もあるので、目に違和感がある場合は、まず症状の治療を優先しましょう。

妊娠中・授乳中の人

妊婦さんや授乳婦さんは、成分が赤ちゃんに影響を及ぼす恐れがあるため、ルミガンの使用は控えましょう。

妊婦・授乳婦がルミガンを使ったとき、赤ちゃんにどのような影響があるのかはっきりとわかっていません。ルミガンの成分が原因で、赤ちゃんがしっかりと育たない危険性もあります。まずは赤ちゃんのことを第一に考え、まつげ育毛は授乳が終わってからにしましょう。

もともとまつげの量がかなり少ない人

ルミガンを塗っても毛根は増えないので、まつげの本数が元から少ない人は、効果を実感できないかもしれません。

ルミガンを塗ると、まつげの長さ・太さ・密度が改善されますが、もともと毛穴がない場所に毛は生えません。密度が濃くなる理由は、もともと生えていたまつげが太くなるからでしょう。毛根が存在しない部分にルミガンを塗っても、まつげは生えてきません。そのため、生まれつきまつげの本数が少ない人は、あまり効果を感じられないと考えられます。